先物取引の勧誘はかつては無差別電話勧誘
昭和五八年春先以降、被告取引員から、あなたに、大豆の先物取引をするよう勧誘の電話が頻繁にかかるようになりました。
そのうち、被告取引員はあなたを訪問して先物取引の勧誘を繰り返すようになり、あなたが話を断って車で外に出ると被告取引員がその後を車で追尾したことがあり、その勧誘の態度は執拗でした。
取引員らは、あなたに対し、金七〇〇万円を先物取引に出資すれば同年五月末日までに金五〇〇万円の利益を取得でき、絶対に損をかけない旨を話し勧誘していました。
あなたは、最後には勧誘に根負けし、その話を信用して、被告会社に商品先物取引を委託する決意をしました。
あなたは、被告取引員らから一通りの説明を受けましたが、商品先物取引の仕組を理解できず、勧誘されるがまま被告会社に売買を一任したのでした。